十字架への道

A. こんなにもいるキリスト教に近い歴代首相

   

 「国民の1%にも満たないクリスチャンの中から、戦後だけでも片山哲、鳩山一郎、大平正芳らの歴代首相が生まれています。吉田茂もカトリックの信仰に理解を示し、・・・本人はそうでなくても、親や妻がクリスチャンである首相は、中曽根康弘、細川護(もり)煕(ひろ)、羽田孜(つとむ)、橋本龍太郎、安部晋三(しんぞう)など驚くほど多くいます。これはイエスを信じる者によって国家を変革させたいという神の願いの現れです」と、佐々木満男先生が「めぐみの雨」に書いておられました。
 クリスチャンでなければ、真の意味で、神さまの秩序を回復させることはできません。イエス様だけが、神さまと人とをつなぐ架け橋だからです。

B.聖書より

 兵士たちは、イエスを十字架につけてから、その服を取り、四つに分け、各自に一つずつ渡るようにした。下着も取ってみたが、それには縫い目がなく、上から下まで一枚織りであった。  ヨハネによる福音書19章23節
 処刑の任務についた兵士四人は、罪人の衣服をもらえました。イエス様の下着は一枚に織ったもので、大祭司が着ていたのと同じ種類の亜麻布でした。ヨハネは、イエス様の縫い目のない下着は、イエス様が完全な祭司であり、全ての人に神さまのみ前に出る道を開いたことを意味すると語っています。神さまと人との間に橋をかけられた完璧な大祭司であるイエス様を通して、人は神さまの元に行けるのです。

C. 劣等性だったベン・カーソン医学博士

 世界で初めて、頭でつながったシャム双生児の分離手術に成功したベン・カーソン医師は、ジェントル・ベン(優しいベン)というあだ名がつくほど、穏やかで哀れみ深いクリスチャンの脳外科医です。その世界的権威カーソン医師ですが、小学生の頃、成績はクラス最下位でした。離婚した母ソニヤは毎朝二人の息子と聖書を読み、祈りました。テレビばかり見て勉強しない息子たちに対して、母は祈りの中である知恵が与えられます。それは、テレビは決められた番組を週2本だけ見て、残りの時間で週二冊本を読ませ、ブックレポートを提出させるということでした。カーソンはやがて、動物、植物、特に、岩石や鉱石の本が大好きになり、勉強意欲がわき、一年後には、学年で最低の成績からトップとなりました。
 ところが、かんしゃく持ちのカーソンは、14歳(中3)のとき、友人と二人でラジオ番組をめぐって言い争いとなり、持っていたナイフで、相手の腹めがけて力いっぱい突き刺してしまいました。幸いにも、シャツの下にある大きなベルトのバックルにナイフが当たり、ナイフは折れました。相手は驚いて逃げ、カーソンも一目散に家に帰り、「友を殺そうとしてしまった。自分は気が狂っているにちがいない。学校では成績はトップなのに、こんなことをしてしまう。この短気を直さなければ、まともな人間にはなりえない」と思いながら、3時間、涙を流して祈り続けました。「主よ、このかんしゃくを取り去って下さい。この破壊的な性格から、私を解放して下さい」と。聖書を読んでみると、箴言16:32が目にとまりました。「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は城を攻め取る者にまさる」という御言葉は、まるで自分一人のためだけに書かれたように思えたのです。しばらくすると、平安な思いで満たされ、自分の心が変えられたことを感じました。それ以来、彼は短気な性格から解放され、毎日聖書を読むようになり、イエス様への信仰は本物となりました。
 カーソン医師は、脳外科医としての成功は、殆どの場合、知恵が与えられることによるといいます。神さまから知恵をいただくことに無関心で、自分の知識や技術に頼る人は、人々に命や希望を与えるような仕事はできないのです。

D.結び

 イエス様こそ、神さまと人との間にかかる橋であり、わたしたちは、イエス様を通して神さまの元に行けます。そこに現れた神さまの愛に対して、わたしたちは無関心であってはならないのです。  御翼2008年11月号その4より
  

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