「異なる個性」

A. 異なる個性

 小学校の「音楽会」で、6年生のお姉ちゃんと1年生の妹さんがそれぞれステージに上がりました。妹はビデオ撮影をするお父さんを見つけて笑顔で手を振り、お姉ちゃんは最初から最後まで、じっと正面を見つめ続けていました(真剣に指揮者を見ていたそうです)。子どもにはそれぞれ個性があるのです。  
 イエス様の墓が空だと聞いたペトロとヨハネは、年齢も性格も異なる二人です。その二人が、互いの欠けている部分を補い合いながら、墓を確認しに行きました。

B.聖書より

  

続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。 ヨハネによる福音書20章6節
 イエス様が墓から取り去られたと聞いたヨハネとペトロは、急いで墓に向いました。先に着いたヨハネは、慎重に墓を覗き込みながらも、中には入りませんでした。後から着いたペトロは大胆に墓に入っていきました。イエス様の体を包んでいた亜麻布が、そのままの形で残っていたことから、ヨハネとペトロは、イエス様が復活されたことを信じました。神さまはそれぞれに異なる賜物を持った二人が、互いに足りない部分を補い合いながら、イエス様を復活させた神さまのご栄光を表わすよう使命を与えられたのです。

C. ワッフルとスパゲティー

 男はワッフルのようで、女はスパゲティーのようである、という本を書いたのは、米国のクリスチャン夫婦、ビルとパム・ファレル夫妻です(ワッフル=表面に格子模様が刻まれている焼き菓子)。  
 男性は仕事を、ワッフルの表面にある独立した四角のように一つ一つ片付けます。仕事をしているときは、仕事のことしか考えず、テレビを見ているときは、テレビだけに集中します。女性は皿に乗ったスパゲティーのように、一度に数々の問題に取り組みます。電話で女友達と世間話をしている最中に、テレビを見ては、買い物リストを作成し、兄弟げんかする子どもたちに「電話中だから静かにしなさい」と合図し、洗濯と料理をして、つま先でオーブンのふたを開け閉めできるのです。  
 男性は、このスパゲティー的な精神構造を理解できませんし、女性もワッフルが分かりません。この性質の違いを、お互いに理解することはできないので、ひたすら互いを受け入れるしかないのです。(「だから、神の栄光のためにキリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに相手を受け入れなさい。」ローマ15:7)互いの真価を認め、受け入れるために、以下の項目を心掛けましょう:

  • 性別からくる相違点が、悪い方向にではなく、良い方向に作用するようにする。
  • 口論するときも、前向きに応答するようにする
  • コミュニケーションするときは、互いにしっかりとつながった状態でする
  • 日々の暮らしの中で、より親密になる体験をする
  • 夫婦の営みにおいても満たされるようにする
  • 互いにストレスが解消できるように助け合う
  • 互いの夢(目標)を育て、目標を設定する
 これらの項目は、結婚だけではなく、職場や家庭、教会や友人同士においても応用できます。 これらを、人間関係の技術として身に着けると、必ず相手が受け入れられ、結婚や人間関係が、とたんに幸せなものになっていきます。人は、兄弟姉妹として欠けているところを補い合い、救いと恵みに満ちた人生を歩み続けるのです。

D.結び

 人は互いに足りない部分を補い合いながら、神さまのご栄光を表わすように造られています。そして、イエス様を愛する者同士が、救いの力を理解し、他の人々を救いへと導くことができるのです。
 御翼2008年12月号その3より
  
世界で活躍したクリスチャン HOME