「平和の為に聖霊を受ける」

A. 3高条件

 11月10日、牧師先生夫妻は結婚17周年記念日を迎えられました。結婚された当時、世間では女性が結婚相手に望む「3高条件」というのが流行っていたそうです。「3高条件」とは、1高:高学歴(4年生大学卒以上)、2高:高収入、3高:高身長(170cm以上)です。この3つを満たしている「理想の結婚相手」が実在する確率は、(ある人が計算すると)20人に1人となります。実際にはこの三つに、それなりの容姿、大手企業勤務、親との同居をしないで済む次男、という条件を加えると、1万人に2、3人程度、更に「相手の人間性」や「相性」などを加えると、天文学的な確率となるのです。容姿・学歴・年収を優先させることが、いかに現実離れしたものかが分かります。
 結婚は神さまにお仕えするためにあり、その使命を考慮せずには、理想の結婚は語れません。 聖霊に導かれ、共に神さまにお仕えできる結婚相手と出会うことを祈り求めましょう。

B.聖書より

  

そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。
                      ヨハネによる福音書20章22節

  「息を吹きかけ」は、神さまが息を吹きかけて生きる者となったアダムの創造を暗示しています(創世記2:7)。復活されたイエス様は今や新しい人間の造り主です。この節は、ヨハネ福音書における「聖霊降臨」とも言われる重要な箇所です。聖霊(神の霊)は、1)人に罪を認めさせ、2)イエス様の贖いを分からせ、3)神さまと人を愛せるように導きます。聖霊は、神さまの前にへりくだる人の魂に送られますが、悪霊は高ぶる人に入り、人生を破壊する目的で、神さまからのお導きを分からないように細工します。
 ビル・ハイベルズ牧師は、神さまからの霊を見分ける三つの基準を挙げています。

  1. 聖書の言葉と首尾一貫しているか(御言葉に矛盾しないか)。
  2. 神さまから与えられた賜物を生かす方向にあるか。
  3. 神さまにお仕えするという一面があるか。

C.「理想の結婚相手」の条件

 

 牧師先生はアメリカの大学で音楽を専攻されました。音楽に興味があった先生は、日本の音大よりも入学しやすい米国の大学で、音楽専攻できることをチャンスだと思ったのです。当時、UCLAには、ギターの巨匠、セゴビアの友人であるセオドア・ノーマン先生というギターの先生がいらしたことも、ギターを小さい頃から習っていた先生には最適の場でした。
 大学を卒業して1987年に帰国されたとき、有希子夫人は武蔵野音大でピアノを専攻されていましたが、牧師夫人となって共に神さまにお仕えする意志がありました。今、説教のみならず、時折、音楽の献げものができることは、聖霊のお導きにより実現したことです。
 そして、このような祝福は、周囲に分け与えることができます。ちょうど一年ほど前から牛込キリスト教会で礼拝しておられるHさんは、高校の頃から熱心にオーボエを習い始め、早稲田大学のオーケストラで演奏していました。そんな彼女が、先日、教会の51周年記念礼拝で「主われを愛す」を演奏してくださいました。有希子夫人のピアノ、先生のギター、Hさんのオーボエがとても心地よく溶け込んでいます。互いの賜物を引き出す結婚は、周囲の人々の賜物をも引き出す働きをさせていただけるのです。
 最高の結婚相手とは、3高条件など、この世的に「最高」と思う人ではありません。人々を神さまの祝福へと導くための賜物を引き出してくれる伴侶のことなのです。

D.結び

 わたしたちは、イエス様の声、手、足となって、平和を作り出すために、イエス様によってこの世に遣わされています。そのためには、謙遜になり神さまの霊で満たされ、神さまと人とを愛せるよう導いていただきましょう。 御翼2008年1月号その1より


  
世界で活躍したクリスチャン HOME