積極的な信仰の母になる

A. 母親が子に与える影響は絶大

 

「母性が不足すると子どもは攻撃的になったり粗暴になったりし、また支配的な母親の子にはうつ症状が出やすい」と、東京女子大学の林 道義教授は、著書『母性の復権』の中で記しています。母親から十分に可愛がられた子どもは、心が安定し、ゆったりとしていて、他人にも寛大で平和的だと言うことができます。それに対して母親の愛情が不十分だと、嫉みや恨みを持ちやすくなり、攻撃的になる傾向があるのです。
 母親が祈り、イエス様とつながることで、心が安定し、子どもにもよい影響を与えます。

B. 激励し、聖書を教え、祈る

 神さまから託された子どもたちを神の子として育てるために、1.あらゆる機会に子どもたちを励まし、2.神の言葉(聖書)を人生の基準として子どもたちに植え付け、3.祈りの母となることが大切です。今回は3の祈りの母となる、を取り上げます。 「だから、主にいやしていただくために、罪を告白し合い、互いのために祈りなさい。正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたらします。」
ヤコブ5章16節
 イエス様は、「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ」と言われました。祈りとは、わたしたちの神さまへの信頼の表れなのです。この信頼に応えて、神さまは最善の形で祈りをきいてくださいます。

C.実例

子どもたちのために何を祈るべきか、以下は聖句と共に記したリストです。 Karol Ladd, The Power of A Positive Mom (West Monroe, Louisiana: Howard Publishing Co., Inc., 2001)

  • 子どもたちがキリストを知り、主に従う人となるように祈る。  (ローマ10:10)
  • 子どもたちが悪を認識し、悪を憎むようになることを祈る。   (詩編97:10)
  • 子どもたちが、悪から守られるように祈る。            (ヨハネ17:15)
  • 子どもたちが他人に対し、優しく赦しの心を持てるように祈る。(エフェソ4:32)
  • 子どもたちが、正しいことのために勇気をもって立ち上がることができるよう祈る。(ヨシュア1:7)
  •                                       
  • 子どもたちが、知恵ある者を友として選ぶように祈る。     (箴言13:20)
  • 子どもたちが、信仰を持った人と結婚するよう、将来の配偶者のために祈る。                                      (コリント第2 6:14)
  • 子どもたちが神に従い、悪魔に反抗するように祈る。     (ヤコブ4:7)
   米国の著名な牧師が、平日に教会員の家を訪問しました。玄関に子どもが出たので、母親に会いに来たというと、子どもは言いました。「今、お母さんには会えません。お母さんは9〜10時の間を祈りの時間にしています」と。40分ほど待つと、母親が出てきました。その顔は平安に満ちて輝いていました。牧師はなぜこの家の長女が宣教師となり、息子二人は牧師となっているのかを悟りました。祈る母から子どもたちを、悪魔は引き離すことができないのです。

D.結び

 子どもを激励し、聖書の真理を教え、祈る母となりましょう。母親業(ぎょう)は神さまから与えられた重要な「天職」と言えるのです。
御翼2008年6月号その1 (母の日)より

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