信仰が揺らぐことのないように
A. 英国人牧師は鉄道が好き
 
「機関車トーマス」の原作を書いたのは、英国のオードリー牧師です。英国の聖職者には鉄道好きが多いそうですが、その理由として、
1.狭いけれども真っ直ぐな線路を走ることが、「正しい道」を歩んでいることに似ている。
2.レールによって導かれるように走る姿が、聖霊に導かれる人生と重なる。
3.蒸気機関車の蒸気には、聖霊のイメージがある。
4.19世紀に発達した鉄道の駅舎は、教会と似ており、教会も駅も、人を正しい目的地へと連れて行くための場所である。
とオードリー牧師について書かれた本の中に記されています。
 イエス様は、ご自分は地上を去るが、それで聖霊が降るのだから、それはわたしたちにとって良いことなのだと言われました。

B.聖書から
しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。
                                       ヨハネによる福音書16章7節

 弟子たちには、イエス様が自分たちを残して、十字架を目指して歩み出そうとしておられることが理解できませんでした。しかしイエス様は、天に去ることは、わたしたちにとって良いことだと言われます。なぜなら、イエス様が去って行けば聖霊の助け主が来るからだ、と彼らに語りました。人がどこへ行こうと聖霊はその人と共にあり、クリスチャンたちに力を与え、効力を与えます。これにより、わたしたちは神さまの国の完成のときまで、聖霊に導かれ、この地上において神さまの愛と正義の御業を行うのです。

C. JR貨物の面接で
 小さいときから、ご両親や教会の方々の影響で信仰をもって育った東大大学院生のY君は、JRで働くことが夢でした。特に電気機関車が好きで、JR貨物の就職試験を受けました。面接後、携帯の電源を入れたら、実家の弟から「父危篤」の連絡が入っていたのです。その日の夕方、お父様は天に召されました。
 お父様は生前、Y君が鉄道業界に就職したいと聞いて、3年前、鉄道総合技術研究所(現JR総研)に勤めていたクリスチャンの知人と引きあわせてくれました。お父様の葬儀後、JR貨物の二次面接に行くと、三人いた面接官の真ん中にその方が偶然座っていたのです。「こんなことがあるのかと驚くほかありませんでした。ただ、他の面接官の手前、三年前に会ったという話にはなりませんでした」とY君は言います。
 三日後、その方はY君と個人的に会い、JR貨物の総合職よりも鉄道総研の研究職の方が向いているのではないかと勧めてくれました。それに従い鉄道総研を受けたY君は見事、就職が決まりました。Y君は言います。「小学生の頃からの念願だったJRで働けるという事実に歓喜しました。JR貨物の受験者と面接官という立場で偶然の再会を果たし、・・・お世話になった方々には本当に感謝は尽きません。・・・今回の就職活動の経緯を考えると、主の導きを実感せずにはいられません」
 鉄道総研といえば、戦後クリスチャンとなった元海軍技師・三木忠直さんが新幹線を設計した所で、今はリニアモーターカーを開発する最先端の技術を扱う研究所です。Y君は、謙遜な魂には聖霊が降るという体験を証ししてくれました。
D.結び
 イエス様は、主の名の故にあえて危険を冒して進もうとする人を、今も求めておられます。聖霊に導かれ、神さまの愛と正義の御業を行う正しい道を歩み、蒸気機関車のように正しい目的地である神さまの国へ向かっていきましょう。
                                                  御翼2008年6月号その3より




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