「愛の呼びかけに応える」

A.新宿区登録有形文化財のキリシタン燈籠

 キリシタン燈籠が、新宿区にも保存されています。キリシタン燈籠とは、茶庭に世の光の象徴として設置されるもので、キリシタン大名で茶人の古田織部によって考案されました。脚全体は十字架を表し、 脚の下の方には、マリア像、あるいはイエス像が彫られています。これは江戸時代のもので、関東地方にも隠れキリシタンがいたことを証明しています。
 世の光であるイエス様の願いは、人々が神さまのご栄光にあずかることです。

B. 聖書より

正しい父よ、世はあなたを知りませんが、わたしはあなたを知っており、この人々はあなたがわたしを遣わされたことを知っています。ヨハネによる福音書17章25節

 世の人々は、神さまがどんなお方で、神さまのご計画がどんなに素晴らしいかを知りません。神さまのご計画を全てご存知であるイエス様に従うことで、わたしたちは神さまの栄光を受けることができます。神さまの素晴らしいご計画にあずからせて頂くには、そう願っておられるイエス様の呼びかけに応えなければなりません。神さまのご計画を実現させるために、イエス様はこの世に遣わされたのです。

C. ヴァイオリニスト、胡弓奏者・大倉めぐみ

 「アリは人間と同じ空間に生きているけれど、人間を理解しない。人間も神さまのことをすべて知ることは出来ない。ギブアップしよう」と、足元のアリを見て神さまを信じる決心をしたのは、5歳の女の子でした。それまで、「なぜ両親と同じ宗教を信じなければならないのか」と悩んでいたと言います。 その女の子とは、今はヴァイオリニストであり、胡弓(二胡)奏者として世界的に活躍する大倉めぐみさんです。
 めぐみさんは、小2から小4になるまで、人を恨み、大人は皆嫌いで、両親にも反抗的でした。ところが、聖書キャンプで初めて自分の罪を深く知り、罪の無い人は一人もいないことを知ったのです。「新しく人生をやり直したい」と思い、人を恨んでいたことを、心から「ごめんなさい」と生まれて 初めて言いました。初めて自分の罪を自覚し、十字架が自分の罪をあがなうためだったと知ると、イエス様がどれほど自分を愛してくださっているか分かったと言います。
  めぐみさんが音楽家として活躍するようになり、業界で成功するための実践的なアドバイスを教えた授業でのことです。ある学生から「この業界では、 目標を達成できない人がいっぱいいる。希望など最初から持たない方が良いのでは?」と質問されました。そのときめぐみさんは次のように応えたと言います。
・・・私達の地上での使命は与えられた才能を最大限に生かし、到達できる最高のレベルを目指して努力し続けることではないか。それ以外のことは、神様だけが知っている。だから、目標を達成できなくても自分を責める必要もないし、落ち込む必要もない・・・音楽以外にもっと大切な物がある。」そのとき、 めぐみさんはイエス様を第一に求めれば、それらのものはみな与えられるという御言葉ゆえに、何も心配する必要がなかったことに気づきました。 これからは将来への希望がなく不安な日々を過ごしている学生達に、イエス様を証しするという使命が与えられたと言います。
 小4でイエス様を通して神さまの愛を知ったとき、その人生がまったく変えられ、あの夜は人生で一番幸せな瞬間だった、と言います。そして、イエス様の呼びかけに応えてヴァイオリンをイエス様に献げてから、演奏で人々を感動させ、神さまの愛へと導くという、イエス様の素晴らしいご計画の中にいらっしゃいます。

D.結び

 人は神さまのご栄光が現れる素晴らしいご計画を知りませんが、イエス様はそれをよくご存知でおられます。そのイエス様に贖われ従って行くときに、 わたしたちも神さまの素晴らしいご計画にあずからせていただけます。それがイエス様の願いなのです。イエス様の愛の呼びかけに応える決意をしましょう。
  御翼2008年10月号その1より
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