「どんな人にも聖霊は降る」

A. 夫婦でバンド

 クリスマス礼拝に向けて、教会のバンドのメンバーは練習を始めました。今年は、毎年ベースを弾いてくださる教会員のIさんの奥さんに、クラリネットを演奏していただくことになりました。これでメンバー5人のうち夫婦が二組となり、演奏全体に落ち着きが増してきたそうです。音楽を通して仲間が親しくなって行くこと、夫婦で共に音楽をもって神さまにお仕えることなど、すべて聖霊のお導き、賜物です。
 異邦人にも聖霊が降ったことで、どんな生い立ちの人にも、聖霊が降ることが明らかとなりました。

B.聖書より

ペトロがこれらのことをなおも話し続けていると、御言葉を聞いている一同の上に聖霊が降った。 使徒言行録10章44節
 イエス様を通して、神さまと人との間に当然あるはずの交わりが回復されるということを宣べ伝えるのがペトロの使命でした。熱心にペトロの話を聞いている異邦人たちに聖霊が降ってくると、ユダヤ人たちだけが神さまに愛されていると思っていたユダヤ人の信者たちは、異邦人に聖霊が降ったので驚きました。どんな生い立ちや過去があろうとも、悔い改める人に、神さまは聖霊を送ってくださいます。そして、誰が見ても、良い実を結んでいることが分かるような現象が、人生において実際に起こってくるのです。

C. どんな人にも聖霊は降る

 ストーミー・オマーティアンは、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で音楽を専攻し、卒業とは、テレビやラジオ、レコーディングなどで活躍する歌手となりました。しかし、クリスチャンになる前の彼女は、母親の虐待の影響で、学生時代から薬物や男性関係に幸せを求め続けていました。そして、自分は魅力のない役立たずだと思い込み、悲しみ、恐れ、自己嫌悪に満ちていました。
 ストーミーが28歳で自殺を決意し、最悪の状態にあることを察知した歌手仲間のテリーが、彼女の教会の牧師と面会させてくれました。「もしイエス様を自分の救い主として認め、受け入れるなら、神様と親しく歩み始めることができ、あなたの過去は赦され、もう責められることがなくなるのです」と先生が話してくれると、そのイエス様は、冷たく断罪的な神とは違っているように感じました。次の日曜日、ストーミーは教会に行くと、そこは、力強い超自然的な愛が臨在していて、それが床や壁や椅子にまで満ちあふれているのを感じました。「ここには命がある。これは本物だわ」と彼女は確信したのです。
 自分の罪を赦していただくことに確信を持ち、母親の虐待を赦すことを学んだストーミーは、悪い習慣から努力しなくても解放されていきました。たばこや酒をやめ、それらのためのコマーシャル出演も断るようになります。すると事務所を解雇され、芸能界で仕事は失いますが、その後は、神さまの愛を証するために歌い、講演し、それまでの苦しみに満ちた過去は、同じように苦しむ人たちを救いに導くために用いられるようになりました。ストーミーは、教会で知りあったクリスチャン男性マイケルと再婚(夫はグラミー賞受賞のレコードプロデューサー)、三人の子どもに恵まれています。
 どんな生い立ちや過去があろうとも、悔い改める者に、神さまは聖霊を送ってくださり、良い実を結ぶ素晴らしい人生を与えてくださいます。

D.結び

 どんな生い立ちや過去であろうとも、悔い改める者に、神は聖霊を送ってくださいます。毎日、聖霊で満たされるために、少しずつでも日々御言葉に触れ、祈る時間を持ちましょう。
御翼2010年1月号その1より


  
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