「幸福への八つの態度 心の貧しい人々」

A. 50歳になって

 9月4日に、順牧師先生は50歳の誕生日を迎えられました。日野原重明先生が言われた、「人間は60歳からが本番」という言葉にも励まされたそうです。人間はいくつになっても、心構え次第で幸せになり続けられます。幸せになるための人生への態度、それが、イエス様が教えてくださった神さまの祝福を呼ぶ八つの態度です。

B.聖書より

「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。
                       マタイによる福音書5章3節

 「心の貧しい人」とは、自分が全く無力で、神さまに頼るしかないと知っている人のことです。「幸い」は「祝福」をあらわし、目的として追求される幸福ではなく、イエス様に従った結果として与えられる賜物です。
 自分の無力さを知り、悔い改め、神さまにより頼む人は祝されます。神さまが聖霊を送ってくださり、その正しい支配が生活に及ぶからです。イエス様によって贖われた人は、神さまの愛に満たされ、人の最善を願って、行動することができます。

C.「年中無休」


「年中無休」
お母さんは、昼も夜も休まない。
お乳屋さん、子守やさん、着物屋さん、そうじ屋さん、看護婦さん
散髪屋さん、炊婦(すいふ)さん、家庭教師さん、洗濯屋さん、お百姓さん
お風呂屋さん、生涯無給の奉仕屋さん、心配屋さん
こんな人、ほかにいるだろうか。  
河野 進『カナの婚宴の葡萄酒』(聖恵授産所)より

 そんな主婦は、夫から大切にされ、優しく愛されることで自分の価値を見出します。
 教会員のSさんは、今年5月、近所のスーパーで置き引きにあいました。1歳のお子さんのベビーカーをレジの前に押し、後ろに置いたバッグとかごを持ってこようと振り返ると、かごの中からバッグが取られていたのです。中には現金5千円、家の鍵、携帯電話が入っていましたが、携帯には自宅の住所が登録されていたので、窃盗犯が自宅に押し入らないかが心配です。ご主人は出勤中で、お子さんを連れてタクシーで教会へ駆け込まれました。牧師先生と奥様に祈って頂き、110番通報し、鍵も業者に交換してもらいました。
 今回の事件では、ご主人から「子どもが無事だったのが何よりで、あとはお金で解決できることだから良かった。いつも精一杯やっているし、子育ては見かけ以上に大変だと分かっている」と言われたそうです。
 Sさんは、これらの優しい言葉は、成績表やお給料以上に素晴らしい報酬だと感じ、夫に大切にされることが自分の存在価値につながっているといいます。
 夫の役目は、妻を励ます事です。お互いに過ちを犯したら、素直に謝ること、またそれを赦すことは、神さまの前に謙遜な「心の貧しい」態度なのです。

D.結び

 

 自分の無力さを知り、神さまにより頼む人は、神さまが聖霊を送ってくださり、生活を祝してくださいます。神さまに委ねた時、私たちは信仰の帆を上げることになります。風がないように思えても、帆を上げ続けましょう。神さまの時が来れば、風が吹き、神さまの霊の力により、荒々しい人生の海を安全に航海することができるのです。
御翼2009年9月号その4より


  
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