2017年御翼2月号その1

                                       

祝福は、いつも予想以上

  自分の可能性に確信を持ち、積極的な発想が出来るようになるために、以下の5つのことを毎日最低30回、声に出して言おう。(N・V・ピール牧師――聖句は佐藤 順牧師により引用)
1. 私は創造的な変化を遂げる過程にある。
I am in the process of creative change.
「だから、キリストと結ばれる人はだれでも、新しく創造された者なのです。古いものは過ぎ去り、新しいものが生じた。」(コリント第二5・17)
2. 私は日ごとにあらゆる局面においてより善くなっている。
I am becoming better every day in every way.
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」(ローマ8・28)
3. 私は確かに成功への道を歩んでいる。
I am firmly on the success beam.
「信仰の導き手であり、またその完成者であるイエスを仰ぎ見つつ、走ろうではないか。」(ヘブル12・2)
4. 本来の私自身が現われつつある。
My own is coming to me now.
「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい。」(ペトロ第一4・10)
5. 神が毎日私を、導き助けておられる。
God is guiding and helping me daily.                
「私たちは勇気を失いません。たとい私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。」(コリント第二4・16)
「神に従う人は七度倒れても起き上がる。神に逆らう者は災難に遭えばつまずく。」(箴言 24・16)
(七転び八起き)
           
 日露戦争における日本の勝利は、軍備で勝っていたからではなく、ロシアが内政的な理由で自主的に退却したからだと、歴史学者(古代オリエント史)で、陸軍軍人(陸軍少佐)の三笠宮崇仁親王(みかさのみや たかひとしんのう)は言われる。そして、正しい歴史的な知識こそ、平和のために必要なのだと主張される。宮様は、日本オリエント学会と中近東文化センターを創られたが、古代オリエントと日本は歴史的に密接に関わっているという。世界最古の文明をシュメール文明と戦後は習うが、戦前はシュメルだったと宮様が言われる。そして、天皇のことを尊んで「すめらみこと」と言うが、俗説として日本の天皇はシュメルから来たのだと戦前言われていた。しかし、第二次世界大戦中の日本は、天皇が日本独自の神とする必要があったので、京都大学の学者が故意にシュメールとして、「すめらみこと」とは無関係だとしたかった。戦後は、再び「シュメル」に戻すべきだと宮様は言う。(古事記に出てくる高天原(たかあまはら、たかあまのはら、たかのあまはら、たかまのはら、たかまがはら)は、バビロンのことだという説もあるというのだ。バビロン捕囚からユダヤ人を解放したペルシャ帝国の要人達は、その後、ササン朝ペルシャの時代に帝国が衰退すると、中国に逃れ、日本にも入ってきたからである。日本人は聖書の民と密接に関係があると、宮様は言う(今はDNA解析で、東洋人もメソポタミアあたりから来たことは、明らかとなりつつある)。 
 このように、日本にとって大切な歴史が大学で研究されないのは、明治時代に東京大学ができたとき、東洋史、西洋史、国史が設定され、古代オリエント史が設立されなかったからである。しかし、皇族の中で真の歴史を研究し続けて来られた殿下がおられるところに、真理を実現される神が、その約束を実現しておられる証拠がある。

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