2017年御翼7月号その1

                           

結婚するまでにしておいた方が良いこと

 結婚するまでにしておいて良かったことはありますか?
 第一に信仰の確立です。聖書を読み、祈り、教会の交わりの中で成長する。奉仕の中で整えられることです。神様を第一に求めていく時に、それに加えて、すべてのものが与えられます。
 第二に祈りです。祈ること、祈ってもらうことは大きな力です。私の結婚のために祈ってくださった方は、今でも毎日私の家族のために祈ってくださっています。どんなに大きな助けでしょうか。
 第三に学びです。結婚に関する集会や分科会で結婚の学びをすることは有益です。結婚に関する本を自分で読んだり、友達と読書会をしたりするのもおすすめです。結婚前から結婚について学び続けることはとても大切です。

「これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。」(コロサイ3・14)

 また、実際に交際している方へのアドバイスは次の通りです。
 第一に神様を中心にした二人の交わりです。ともに聖書を読み、ディボーション(個人礼拝)の分かち合いをすることがおすすめです。私たち夫婦も半年間、埼玉と京都で遠距離恋愛をしていましたが、電話で話した時は必ず最後に一緒に祈るというように決めていました。
 第二に二人で結婚のための学びをすることです。私たち夫婦は交際中、ともに同じ信仰書を読んできて、デートの時に分かち合いをすることにしていました。感動したところに線を引いてきて、感想を言い合うということもしていました。お互いの考え方の違いを知ることができて、とても良かったです。また、デートのたびに二人で結婚の学びをすることができたのも良き備えでした。
 第三に交わりの中で相手を知ることです。二人きりになるとどうしても誘惑が多いものです。しかし、教会や青年会、奉仕の場所など共同体の中で交わりをすると、二人だけの時とは違う相手の一面を知ることができます。  大嶋裕香『愛し合う二人のための結婚講座』(いのちのことば社)より

 そして、結婚したい相手の条件をリストしておくこと。ビリー・グラハム夫人は、その娘時代に、将来の自分の夫となるべき人の条件として、二つのことをあげていた。第一は、真の信仰をもっていること、第二は、伝道に熱心であることであった。そこへ、他の神学校から転校して来だのがビリーであった。このビリー・グラハムこそ、後に世界的伝道者となった人である。

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