2018年御翼11月号その2

                           

最高の人生とは

  モービル石油、ブルドーザーのキャタピラーなどの大企業の経営コンサルタントを務めてきたフレッド・スミス氏(二〇〇七年召天)は、「過去一〇〇年間で、最も偉大なクリスチャン・リーダー」「生涯で最良の経営コンサルタント」などと米国の企業家らに評価された。
 そんなスミス氏の信仰が成長したのは、いつも逆境の時であったという。「人生の目的は、キリストと似た姿になることであり、そのために、試練の時はどうしても必要である。苦難の時には真剣に祈るから、信仰が成長するチャンスなのだ」「神は、困難を乗り越える力を最初から与えられない。乗り越えようと行動を始めると、必要なだけその都度、力を与えてくださるのだ。
 だから、わたしたちの責任は困難に向かい始めることであり、それに追従して神は力を与えられる」 「信仰とは、聖書の約束が真実だと仮定して行動することである。行動に移すまでは、わたしには信仰があるとは言えない」とスミス氏は言う。
 スミス氏の目標は、彼の講演を聞いた人々が、神の力を信頼して生きるようになることである。自分を通して人々に神の力をもたらすことができれば、最高の人生なのだ。

 御翼一覧  HOME