望みの錨 Anchor of Hope 2007年1月21日週報より)
 異なった場所から同じ港に向うたくさんの船を心に描いてみてください。順風を受けて出発し、突然の逆風に行く手を阻まれ、多くの苦難と危険に耐え、かろうじて目的の港に帰り着く船もあります。
 最初に嵐の中を出発し、やっと順風に恵まれ、最後には意気揚々と船首で水を切りながら港に入って来る船もあります。敵船にしつこくまとわれ、戦いながら切り抜けて来る船もあります。
 精神的生活もこれと同じと言えるのではないでしょうか。彼らの心や顔はすべてシオン(天における神の都)に向いています。けれども、彼らの経験は、決して一様ではありません。主は、最初に呼びかけるとき、各人の状況、気質、才能、主が彼らに委ねていた個々の役割と試練に配慮します。
 すべての者が折に触れて試されます。しかし、「風の翼に乗って歩かれ」(詩編104:3)、「手のひらで水を量(イザヤ40:12)る、主は、たとえ誰であれ、いったん預かった者を嵐の中で滅び行くままにはしないでしょう。
                                 ジョン・ニュートン
ジョン・ニュートン『「アメージング・グレース」物語』(彩流社)より抜粋

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