2008年4月6日

危険性 (作者不明― author unknown 訳:佐藤 順)

笑うことは愚者であると思われる危険を冒すこと。
To laugh is to risk appearing sentimental.
泣くことは感情的であると思われる危険を冒すこと。
To weep is to risk appearing sentimental.
他人を助けることは巻き込まれる危険を冒すこと。
To reach out to another is to risk involvement.
気持ちをあらわにすることは本当の自分を知られる危険を冒すこと。
To expose feelings is to risk exposing your true self.
大衆に自分の考えや夢を知らせることは皆を失う危険を冒すこと。
To place your ideas and dreams before a crowd is to risk their loss.
愛することは愛し返されない危険を冒すこと。
To love is to risk not being loved in return.
生きることは死ぬ危険を冒すこと。
To live is to risk dying.
希望を持つことは失望する危険を冒すこと。
To try is to risk failure.

しかし、危険は冒されなければならない。
But risk must be taken.
なぜならば、人生での最大の危険は何の危険をも冒さないことだから。
Because the greatest hazard in life is to risk nothing.
何の危険を冒さない人は何も出来ない、何も持たない、何の価値もない。
The person who risks nothing does nothing, has nothing and is nothing.
そういう人は苦悩や悲しみを味わうことはないかもしれないが、同時に
学ぶことも、感じることも、変わることも、成長することも、そして
生きることも出来ない。
He may avoid suffering and sorrow, but he cannot learn, feel, change, grow, or live.
自分の主観的な確信に縛られ、その奴隷となっている。自分の自由を
失ってしまっているのだ。
Chained by his certitudes, he is a slave; he has forfeited his freedom.
危険を冒す者のみが自由なのである。
Only a person who risks is free.

バックナンバーはこちら HOME