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神はいつでも祈りに答えられる あなたの考えが、神の求めておられるようなものでなければ、神は「否(ノー)」と言われます。考えが最善でないときも――否です。考えが全く間違っているときも――否です。あなたにとって有益でも、他人に迷惑をかけるときは――否です。 時期が適当でないとき、神は「急ぐな」と言われます。 もし神が、あなたの合い図により、そのすべての祈りに答えるとしたら、 大変な混乱が起こるでしょう。 どんなことが起こるかと言えば、神があなたの主人ではなく、召使いとなるのです。 たとえば、突然、神があな たのために働きだすことになります。 あなたが神のために働くのではなく……。 神の延期は拒否を意味するのではないことを覚えておきましょう。 神の与える時期は、つねに完璧です。 忍耐こそ、祈りにおいて私たちが求められているものなのです。 あなた自身が神の目にふさわしくないとき、神は「成長しなさい」と言われます。 利己的な人は、利他的になるように成長しなければなりません。 用心ぶかい人は勇敢になるように。臆病な人は確信をもつように。 威圧的な人は心やさしくなるように。批判的な人は寛容になるように。 消極的な人は積極的な態度をとるように。 楽しみを求める人は苦しみの中にある人を思いやるように、成長しなければなりません。 すべてがちょうどよい時に、神は「進め」と言われます。 そこで奇跡が起こるのです。 絶望的なアルコール中毒者が解放されます。麻薬常用者が救われます。 疑い深い人は信仰によって子供のように素直になります。 がんこな病気も治療の効果があらわれ、いやされ始めます。 あなたの夢に向かって、扉は突然、大きく開かれ、神がそこに立って、 「行け!」と言われるのです。 シューラー著・佐藤正子訳『日常の祈り・苦しみの時の祈り』(聖文舎)より |
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こちらのメッセージは、「御翼」からです。 |