2009年11月15日

 人が良い人間になれるのは、どこかで誰かに信頼されてきたからである。その誰かとは、親であったり、学校の先生であったり、伴侶だったりする。
 しかし、誰からも信頼されるようなことがなかった人は、自分自身も他人をも愛することが出来なくなってしまう。そして、自分を愛せない者は、その内面に確信がないため、ほんの少しでも侮辱されると、耐え切れず、世の中に争いを起こしたくなる。更に、自分に自信を持てないとき、人は独創的な発想をすることが困難となり、建設的な活動に従事できなくなる。そうなると人の生活は健全ではなくなり、やがて悪や罪、不道徳に陥ってしまう。
 ペトロ第一4:10には、「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい」とある。神が人に賜物を託されたのは、私たちがそれを正しく管理し、神の国のために用いるようになるという、神の信頼の現われである。
 神から期待され、信頼されているのならば、どんな人でも立ち直ることができる。そして、誰もがその神の信頼と期待に応えるべきなのだ。 
 Robert H. Schuller, Believe in the God Who Believes in You (Tennessee: Thomas Nelson, Inc. 1989)より

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