2009年12月20日

 1914年から18年まで続いた第一次世界大戦では、ドイツ・オーストリアを中心とする同盟国側と、イギリス・フランス・ロシアを中心とする連合国側が、様々な利権をかけて戦った。
 戦争が始まった1914年のクリスマス前後に、おもにドイツ軍とイギリス軍の間で、多くは最前線で戦っている兵士たち同士の自主的な取り決めに従って、戦線の各所でクリスマス休戦が行われた。このとき、敵味方が一つになって「きよしこの夜」を歌うと、各国の兵士たちは塹壕から出てきて、家族の写真を見せ合い、合同ミサを行い、サッカーの試合まで行ったことは、史実であるという。
 イザヤ書9章5節に、「・・・ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、『驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君』と唱えられる」とある。平和の君であるキリストのご降誕を、戦場において敵味方が一緒になって祝えたことは、神聖なる力が介入したのでなければ、実現し得なかったことであろう。
 希望・平和・喜び・愛は、元々の人間が持つ性質ではない。しかし、悔い改める者に神は、これら4つの性質を、賜物として授けてくださるのである。

バックナンバーはこちら HOME