2009年2月1日

霊気による最善

 

 人にだまされたり、裏切られたりすると、非常な混乱におちいる。その混乱を一時的なものにするか、永久的なものにするかは、その人の心掛け次第である。
 混乱が生じたら、自分自身を励まし、自分の中にある「気」を充実させる必要がある。そうすると活気が出てくるから、その混乱を乗り越えようとする意欲が湧いてくる。そうすれば、その混乱は、一時的なものとなるであろう。
 しかし 、さらに大切なことは、自分の「気」を、神の霊、イエス・キリストの霊である「聖霊」と結びつけるようにすることである。自分の気を充実させて、謙遜な思いとなり、力を抜いて祈る時に聖霊が与えられる。「聖霊を受けよ」(ヨハネ20章22節)と言われた主イエスの言葉が実現する。 
 その時に、その人の「気」は、「霊気」となる。その霊気によって、混乱に立ち向かう時に、それは一時的なものになるだけではない。その混乱は、神の導きによって、最善のものにかえられるのである。
       佐藤陽二『魂の神学』二四 霊気による最善 より

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