2009年5月31日

 「私は無神論者の若い作曲家を何人か知っている。こういう作曲家はたちまち忘れ去られる。まったく霊感が欠けているのだ。彼らの作品は純粋に理性によっている。
 かの偉大なナザレ人は、ヨハネによる福音書15章4節でこう宣言された。『ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができない』。無神論者がこれまで大作曲家になったためしはないし、これからもないだろう。
 モーツァルトやシューベルト、バッハ、ベートーヴェンのような真の大作曲家すべてが霊感を受けたあの力は、イエスに奇跡を行わせた、あの同じ力なのだ。イエスは、霊の影響を及ぼすこの世で至高の存在である。
 創造主の力を、我々も永遠の命として持てることは非常に明白であり、次のように言われる通りだ。『求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。』〔マタイ7:7〕こうした偉大な教えがもっと良く理解されていれば、実りない作曲の試みで、これほど多くの良質な五線紙が無駄になることもなかったろう」。
           アーサー・M・エーベル著『大作曲家との対話』〜ブラームスとの対話から

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