2009年8月9日

 日本キリスト教会上田教会の四竈(しかま) 更(こう) 牧師が2005年10月、多臓器不全のため天に召された。
 その数日前、本人は夢の中で両親に会ったという。20年以上前に亡くなっていた両親は、和服姿で火鉢に当たりながらお茶を飲んでいた。
 彼は「父上様、母上様、近くおそばに参ります」と挨拶をした。すると父が破顔一笑「そら、そら」(それはそれは、という意味)と言ったという。
 このことから、兄の四竈(しかま) 揚(よう) 牧師は、自分なりに以下のように教えられた。

  1. 天国では主のもとで愛する者が再会する(コリント第一13:12「わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。」)。
  2. それはお茶の間で愛する者とお茶を飲んでいる時のような平和なくつろいだ時である(ヨハネ14:27「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。」)。
  3. 天国に召される時はただ「それはそれは」と感謝して受け入れるのみである。「早く来たまえ」というのでもなく「まだ来てはならない」と押しとどめるのでもない。その時は主のみが知りたもう(詩編90:12「生涯の日を正しく数えるように教えてください。」)。
   

四竈 揚 編『平和を実現する力』(日本キリスト教団出版局)より

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