2010年1月10日

 アリが「神」というものに再び目を向けられるようになったのはアルメニア兵士ではなく、アルメニア人兵士の持つ目の輝きと彼の言動によってだった。それがうわべだけの取りつくろった言動ではないことを感じたのだ。
 私も、「イラン人」という見方だけでアリを判断していたら、ありのままのアリを見逃してしまい、彼本来の持つ輝きを見失っていたかもしれない。(「あなたがたといっしょの在留異邦人は、あなたがたにとって、あなたがたの国で生まれたひとりのようにしなければならない。あなたは彼をあなた自身のように愛しなさい。」レビ記19章34節)
 あの人の過去はああだったから、こうだったからとか、私自身あまりにも多くの色メガネをかけてしまっている時がある。
 色メガネを取って、出来上がってしまっている決め事や先入観にとらわれることなく、真理を追求する者でありたい、真理に正直でありたいと深く思わされている。  
2009年7月 レジャイアン真澄(『ありのままのアリ』より抜粋)

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