2010年10月31日

 

 「主のみこころに従う」ということばには、「自分の考えではなく、神のみこころがなんであるのか」を第一に求めることが強調されています。
 しかし神は、しばしば私たちに「あなた自身はどうしたいのか」とお聞きになります。パウロは「ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい……」(Uコリント9:7)と語っていますが、主は私たちが心からしたいことをすることをお求めになるのです。  
 神は人間に自由意志を与えてくださいました。確かにその自由を肉のために、つまり罪を犯すために用いてはなりませんが、だからといって自由意志を用いること自体が否定されているわけではありません。自由意志は適切な仕方で用いるべきです。たとえば自由意志を用いて自分で決断することができないと、周りに合わせて行動してしまうことが多くなります。また、だれかに「みこころはこうだ」と言われると、自分では確信できなくても、なんとなくその人の指示に従って歩むことになります。でも、それが間違っている場合もありえるのです。
 ですから、イエス・キリストをとおして示してくださっている神の愛のゆえに心から従うのです。       丸屋真也『健全な信仰とは何か』(いのちのことば社)より

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