2010年4月18日

 

 チェロキー族(北米インディアン)の長老が、孫息子に、人の内面に起こる葛藤についてこう語った。「人の心では、二匹の狼が争っている。一方は悪い狼であり、その性質は怒り、妬み、嫉妬、悲しみ、後悔、貪欲、傲慢、自己憐憫、罪悪感、憤り、劣等感、嘘、虚栄心、優越感と自己中心である。もう一方は良い狼で、その性質は、喜び、平和、愛、希望、平静、謙遜、優しさ、慈善、同情、寛容、真理、哀れみ、信頼である」と。
 孫息子は、少し考えてから祖父に尋ねた。「どっちの狼が勝つの?」と。「お前が養い育てる方の狼だよ」と長老は答えたという。
 詩編118編24節には、「今日こそ主の御業の日。今日を喜び祝い、喜び躍ろう」とある。神は、より良い日が来るように待ちなさい、とは言われず、今日を喜びなさい、と言われた。神が与えられる喜びとは、環境や状況などの外的な要因では左右されない、内面からわき起こるものであり、その喜びには、状況を変えることができる力があるのだ。
 状況は私たちに喜びをもたらさない。しかし、全てを変えることのできる喜びが私たちにはある。
             Bonnie St.John Live Your Joy(「喜びを生きる」和訳未刊)より

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