使徒パウロが使った、「善意」と訳されたギリシャ語アガトゥスュネーは、叱ったり、訂正したり、訓練したりするという意味がある。イエスが宮潔めをされ、宮で不正な商売をしていた人々を追い払われたときは、アガトゥスュネーを示された。第六番目の聖霊の実は、良い行いであると同時に、強くあることのできる善意である。善意の品性を持つ者は、真の優しさと強さを発揮することにより、世の中をより良いものへと変えられるのだ。
「私の兄弟たちよ。あなたがた自身が善意にあふれ、すべての知恵に満たされ、また互いに訓戒し合うことができることを、この私は確信しています。」(ローマ 15:14、新改訳)
「このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。」(コロサイ 2:3、新改訳)キリストとは強くて優しい方で、聖霊の力でその姿に倣うことこそが、善意への道である。
誠実は、ギリシャ語の中で「信頼に価する」を意味する。自分の役割を知り、自分の使命に誠実に生き、神と周りの人々に誠実を尽くすならば、人から信頼され、幸せな人生を送ることができる。
自分の使命に関して: