2011年6月5日

「伴侶選択の規制緩和を」

 伴侶選択は大切ですが、こだわるべき本質はそれほど多くないように思います。私は、結婚全体を左右するような決定的な要素は、三つ程度だと考えています。

 一つ目は「信仰」。末信者との結婚については多様な見解があるでしょうが、伴侶の信仰の有無が、その後の結婚生活を大きく決定づけることは、否定しがたい現実でしょう。
 二つ目は「自立度」。創世記2章24節では、「父母を離れ、妻と結び合い」と、結婚の前提として「親離れ」、すなわち「自立」を明示しています。特に親からの心理的自立度は、結婚生活に計り知れないほどの影響を及ぼします。
 三つ目は「誠実さ」。結婚後に自己変革や、自己成長の努力をする誠実な態度は、決定的要素です。とりわけ「釣った魚にエサをやらない」タイプの男性は、事前に見抜いてパス。むしろ、現時点での完成度は低くても、結婚後の「伸びしろ」が期待できる男性がお勧めです。

 「信仰」、「自立度」、「誠実さ」、この三点が相手と自分にあれば、失敗を恐れて結婚を躊躇する必要はあまりないと思います。逆に言えば、「ルックス」、「学歴」、「収入」などは、あまりこだわらないのが賢明。

「加点婚」を願いつつ、いわば「伴侶選択の規制緩和」を検討してみてはどうでしょう?
   水谷 潔『小さなツッコミ、大きなお世話! 恋愛、結婚、性、そして、 いのち』(いのちのことば社)より

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