2011年7月10日

 米国第39代大統領ジミー・カーター氏(任期:1977〜81年)は、海軍兵学校時代から、教会学校で聖書を教えてきた。大統領になってからも礼拝に出席し、年に数回は大人のバイブル・クラスを担当できるようスケジュールを組んでもらっていたという。
 カーター氏は、海軍と信仰について、こう記している。「海軍での任務は敬虔な信仰と最も近い関係にあると思う。任務の遂行にあたり、私たちは、服従、知識、闘争心、信頼性、忠誠心、自発性、自制心、活気、勇気、公平さ、自信、名誉心、明朗さを発揮することを期待されたのである。しかし何よりも重要な基準は真理---絶対の真理--であり、…いかなる形であれ虚偽と不正直は、米国海軍兵学校から直ちに放逐される正当な理由であった」と。(ヨハネ14:6 イエスは彼に言われた、「わたしは道であり、真理であり、命である。」)
 真理を愛するカーター氏は、米国が、その機会があった時でさえ平和を選択せず、何かと戦争に関与してきたことを非難する。そして、カーター・センターを立ち上げ、平和、正義、自由、民主主義、人権、環境保護、肉体的苦痛の軽減などを目標に活動している(2002年、ノーベル平和賞を受賞)。
 現在も、教会のバイブル・クラスで毎週聖書を教えるカーター氏は、「キリストは私にとって、一人の人格的な救い主であり、神に至る道であり、模範であり、水先案内人であり、新たな確信の源であり、力であり、知恵を意味している」と語る。
 ジミー・カーター『信じること働くこと ジミー・カーター自伝』
(新教出版社)より

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