感情的な愛を表現する言語は、基本的に五つあります。
そして、結婚相手がこれらのうち、どれを一次言語(母語)としているか、つまり、どの「愛の言語(行為)」を一番喜ぶかを見つけ出し、話せるようになることが、末永く愛情に溢れた結婚生活を送る鍵です。
愛すること、特に配偶者が自分を愛してくれないのに自分だけ相手を愛することは不可能だ、と思う人もいるでしょう。そういう愛は、霊的な源から力を得なければ出てこない愛です。(しかし、私は)愛の見返りがない時でも、キリストが愛するための霊的な力を私の内に備えてくださることを発見したのです。キリストは死を前にして、自分を殺そうとする者たちのために、「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」(ルカ23:34)と祈られました。ここに究極の愛の姿があります。
ゲーリー・チャップマン『愛を伝える5つの方法』(いのちのことば社)より