2012年8月12日 望みの錨

 プロのサーファーを目指していたベサニー・ハミルトンは、13歳のとき、体長4.5mのサメに左腕を根元から食いちぎられる事故に遭う(2003年10月31日)。
 しかし、事故から僅か1ヶ月後、彼女は片腕でサーフィンを再開し、全米大会で入賞を果たす。その背後には、信仰の力があった。「私にとって、神さまと固い絆を持つことは、サーフィンよりも大切です。これは、サメに襲われる前も後も、変わらない真実です。納得の行かないことが起こっても、天国にいるだれかがわたしに関する大きなプランを持っておられ、上から見守ってくれていると思うと、楽になるのです」とベサニーは言う。
 彼女を励ました御言葉は、エレミヤ29:11「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである」であった。ベサニーが感じている神のご計画とは、片腕をなくした自分の体験を語ることを通じて、誰かの役に立つことである。彼女はこう言う。「見まわせば、人々の上には、さまざまな災いが起きています。それが人生です。そこで、私からのアドバイスがこれです―― ふとしたことで、簡単に消えてしまうことに、全ての希望と信頼を注ぎこまないことです。おそらく、この世のほとんどのものがそうなのです」と。 
 彼女はサーフィンで良い成績を修めるという目に見えることよりも、家族、友人、そしてキリストとの愛の関係に希望と信頼を置いている。「神さまが今起きている出来事を知っておられ、悪から善を生み出すと信じています。誰かが希望を見出す手助けができるなら、腕を失った価値はあったと思います」とベサニーは証ししている。

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