2014年11月2日 望みの錨

 「日野原先生、健康で長生きの秘訣は何ですか?」と、今年102歳の日野原先生は一番よく質問されるという。先生は、「元気で楽しく生きる私が、健康の秘訣として唯一自慢できるのは、良い習慣だと思っています」と著書『生きるのが楽しくなる15の習慣』(講談社)の中で記しておられる。
習慣1 *愛することを心の習慣にする 
習慣2 *「良くなろう」と思う心を持つ  
習慣3 *新しいことにチャレンジする 
習慣4 *集中力を鍛える 
習慣5 *目標となる人に学ぶ     
習慣6 *人の気持ちを感じる
習慣7 *出会いを大切にする     
習慣8 *腹八分目より少なく食べる
習慣9 *食事に神経質になりすぎない 
習慣10*なるべく歩く
習慣11*大勢でスポーツを楽しむ   
習慣12*楽しみを見いだす
習慣13*ストレスを調節する     
習慣14*責任を自分のなかに求める
習慣15*やみくもに習慣にとらわれない
 愛することを心の習慣にする―― 習慣1
 今、私がモットーとしていて、七五歳以上の人に呼びかけていることがあります。その一つは愛し、愛されること。若い人のいう「愛」とは少し違うかもしれませんが、だれかといっしょに楽しんだり、感動したり、泣いたりする時間を大切にしたいのです。つねに愛そうとする気持ちは、私が長年続けてきた心の習慣といえるでしょう。
 「恋愛が長く続かない」とか、「なかなか人を好きになれない」という悩みを抱える若い人が少なくないと聞きます。そういう人は、男女問わずにいろいろな人と知り合い、その人の良いところを発見するようにしてみたらどうでしょう。長所を見ようとするうちに、心のなかには自然に愛情が育ちます。より良い人間関係が築かれ、やがてそれが恋愛へと発展していく可能性は大きいと思います。また、心健やかに人生を楽しむためには、「憎む」という気持ちを持たないことです。(マルコ12:30 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』12:31 第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」)
 日野原重明『生きるのが楽しくなる15の習慣』(講談社)より

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