2014年4月13日 望みの錨

アンディー・スタンリー『あなたの心を本当に変える四つの習慣』(福音社)より

 人の心に居座って、人間関係、信仰、人格に害を及ぼす「心の四つの敵」は、罪悪感・怒り・貧欲・嫉妬です。
 罪悪感は私たちにこう言わせます。「私はあなたに借りがある」と。家族を捨てて別の女性のところへ行ってしまった男性は、家族全員から何かを盗んだことになります。どんなに良い行いをし、聖日ごとに教会に出席しても、罪悪感から解放されることはありません。私たちが罪悪感から解放されるには、負債を支払うか負債を赦してもらうしかないのです。怒りは「あなたは私に借りがある」と言います。「あなたは私を昇給させるべきだった」、「あなたは私を愛するべきだった」。怒りの根底にあるのは、何かを奪われたという思いです。貪欲は言います。「私は自分に借りがある」と。貧欲な人は、手にするすべての物を手に入れる価値が自分にはあると思っています。必然的に貪欲な人がお金や物を人に分け与えることはありません。嫉妬は言います。「神は私に借りがある」と。あなたの本当の問題は、羨ましいもの(容姿、能力、機会、健康、身長、遺産)を持っている人に対してではなく、創造主に対してのものなのです。あなたは神を恨んでいるのです。
 罪悪感の告白が解決策です。告白の目的は自分の良心を楽にすることではなく、周りの人たちと和解するためです。怒りを克服するのは赦しです。「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。」(第一コリント13:4〜5)。貪欲に打ち勝つには、寛大に分け与えることが必要です。施しをためらう気持ちがなくなるのを待ってはいけません。施しは、神が私たちの心を変えるために選ばれた方法です。喜んでできるようになるまで、分け与え続けましょう。嫉妬に対して心を強くする習慣は祝福です。心を嫉妬から守るためには、羨ましいと思う他人の成功やスタイルの良さなどを祝福しなければなりません。成果を上げた人のところへ行き、口に出しておめでとうと言う必要があります。そして、それを習慣にしなければならないのです。羨ましく思う相手の成功を祝福することで、人間関係を壊す可能性のある感情を抑えることができます。
 告白・赦し・施し・祝福、この四つの習慣があなたの心のリズムを定めたら、人生は変わります。なぜでしょうか?告白することで私たちは隠れる必要がなくなります。赦すことで、相手が私たちから隠れる必要がなくなります。寛大に分け与えることで、神のパートナーとして、周囲の人たちに神の存在を示すことができます。祝福することで、神の喜びを人に伝えることができます。あなたが造られたのはこれらの役目を果たすためです。

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