2014年7月20日 望みの錨

対人関係に必要な三つの「愛の表現方法」

 対人関係における愛の表現には、「目で表現する愛」「言葉で表現する愛」「行動で表現する愛」という三つの側面があると思う。

 1.「目で表現する愛」 
 私たちは、「目で愛を表現する」という技術をとりもどさなくてはならない。なぜなら、愛は、相手の心を深く見抜いて、言葉には出さない苦しみの合図を読みとることができるからだ。目によって、私たちは真実を見ることができるし、無言のメッセージが発せられているかどうかを知ることができる。相手がこちらの言葉に本当に耳を傾け、理解しているかどうかも知ることができる。
マタイ6:22 「体のともし火は目である。目が澄んでいれば、あなたの全身が明るい」

 2.「言葉で表現する愛
感情を口に出して言うのには二つの意味がある。ひとつには、相手はそれによって自分が感じている内容が本当に正しいかどうかを確認することができる。もうひとつには、「あなたを愛しています」と言葉で表現した場合、その人はその言葉に対して一定の責任を負うことになる。ほめるにせよ叱るにせよ、相手に対する心づかいを言葉で表現するというのは、コミュニケーションのなかでもとくに難しく、それだけにやりがいもある技術のひとつである。
ポッペン博士(中国への宣教師)から私が学んだ最高の言語コミュニケーション術
「四つの言葉です。つまり、友愛的であれ、公平であれ、率直であれ、妥協するなということです」コロサイ4:6 「いつも、塩で味付けされた快い言葉で語りなさい。そうすれば、一人一人にどう答えるべきかが分かるでしょう。」

 3.「行動で表現する愛」
オデル・マッコーネルの四行詩


愛という言葉には名詞形も動詞形もあるが、
愛に似合うのは笑顔であって、しかめつらではない。
愛する、というのは行動であって、単なる感情ではない。
行動で表現しなければ、愛は現実に存在しないのだから


 行動で示す愛、それこそが本当に人に伝わる愛である。行動で示す愛を、ここで私なりに定義してみよう。「愛とは、他人(ひと)の苦しみを自分の苦しみとする決意である。」
ヨハネ15:13「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」

ロバート・シュラー『人をいかに愛し、生きるか』(三笠書房)より

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