2014年9月28日 望みの錨

ダニエル・テイラー(牧師の息子、大学教授)『父から子どもたちへ  29の手紙』(CS成長センター)より

 

 子どもの頃は、ベッドの下の怪物(under the bed monster)が怖かった。十代になると、自分のヘアスタイルが友達から何といわれるかが恐ろしかった。今、一番怖いのは「無意味なこと」かなあ。何の意味もない人生を送ることを恐れている。
 多くの場合、「充実して生きる」とは、金もうけしたり、おもしろおかしく生きたり、スリリングな人生を送ったりすることだと考えられている。私はこうしたことは充実した人生とはあまり関係ないと思う。意味ある人生を送るとは、永遠に失われないものをいかに自分の人生に取り入れるかにかかっている。この点で、お金や名声や権力といった、通常、人が自分の人生を価値あるものとしようとして一生懸命求めるものは、あまり役立たないのだ。
 永遠に失われないものとは何だろう。正義、あわれみ、ゆるし、思いやり、恵み。真理も永遠に失われることはない。(コリント第一13:13「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」)
 もし私が自分の人生を価値あるもの、意味深いものとして送りたければ、できるかぎりこうしたものを身につけ、それに基づいて行動するように心がけるだろう。こうしたものはみな、最大に価値あるもの、愛の様々な側面だ。そして、愛の完全な形は神のうちにある。

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