2015年2月8日 望みの錨

朝早く起き出て

 朝早く「そんなこと、へっちゃらや」とか「そんなこと朝飯前や」とはよく聞く日常茶飯事のことばであるが、毎日毎日の朝飯前にどれだけの仕事をやりこなし、またそれを続けているかが、その人の将来の運命を決定づけることとなると言っても過言ではない。
 聖書の中に「朝早く起きて」という言葉が46回ほどあるが、アブラハムにしてもモーセもヨシュヤも皆、朝早く起きている。朝飯前にずい分と沢山はかどることの喜びを知った者は、もうやめられないのである。
 私は一年中、毎朝3時に起床して1時間はまず聖書を読み、4時から6時までの2時間を毎日、茶道の技能と取り組むのである。そしてそれが20年を過ぎ、30年を越してからは「そうすれば外部の人々に対して品位を保ち、まただれの世話にもならずに生活できる」(テサロニケ第一4:12)者として下さったのである。(以上、藤尾英二郎『主キリスト第一』より)
 英二郎先生が毎朝、聖書を読み、茶道十段の稽古を続けてから7年めのある朝、「キリスト様が天からものすごく光を照らして下さり、十段が分かった。これだ、と万歳、万歳と叫んだ」と言う。その「難しい十段の手前」を英二郎先生から習おうと、150人ほどの茶道の先生方が全国から毎月集うようになり(内45人が受洗)、先生の自活での伝道が更に広がったのであった。

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