2015年5月10日 望みの錨

夢を実現させるためには、次のことを心がけよう。
 ●自分に自信をもとう。 ●自分の知性を信じよう。
 ●自分の直感を信じよう。●自分の本能を信じよう。
 ただし、ここで「知性」と「教育」を混同しては困る。真の知性とは、潜在意識の中にあって可能性を前向きにさぐろうとする能力のことである。真の知性は普遍的な法則を理解し、それに対して創造的な方法で応える感性なのだ。一方、教育は単なる知識にすぎない。それ自身は大切なものだが、知恵の代わりにはならない。知恵とは、知識をうまく使いこなす能力なのだから。この意味では正規の教育は、確実な自己信頼をもつために必ずしも必要とは言えない。皮肉なことに、成功した人の多くは教育を受けていないという現実は、知識よりも行動が大事だということを証明している。
 なによりも自分の「直感」を信じること
 鳥は誰に教わることもなく巣を作り、鮭は生まれた川に戻る。同じように人間もこの「内から呼ぶ声」、つまり本能にしたがってうまく生きている。この本能は直感の一部でもある。オーストリアのウィーン大学で精神医学部の部長をしているビクトール・フランクル博士に、次のようにたずねてみたことがある。「直感とはいったい何なのですか?」「誰にもわからない」彼は正直に答えた。
 では直感とは、記憶や学習を含め、それまでに経験し観察し理解した事柄を基礎とした潜在意識によっておこなわれる感覚的な判断なのだろうか?神の存在や力を無視して、直感あるいは本能を語るのは、あまりにも近視眼的で無責任だ。私の考えや行動のすべては、神の教えに導かれている、自分の本能は神の声だと、私は信じている。[イザヤ書 57章15 節「わたしは、高く、聖なる所に住み/打ち砕かれて、へりくだる霊の人と共にあり…打ち砕かれた心の人に命を得させる。] 
ロバート・シューラー『いかにして自分の夢を実現するか』(三笠書房)より

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