2015年7月26日 望みの錨

どうすれば「危機」をうまく乗りこえられるか

いつもユーモア精神を忘れない。
 たとえば葬式で笑うのはけっして不謹慎なことではない。笑うと緊張がほぐれる。葬儀屋も医者も牧師も兵士も、悲しみに押しつぶされそうな時には笑えばいいということを知っている。ジョークもおおいに役立つので大歓迎だ。
他人の慰めをありがたく受けよう。
 善意の人々から寄せられる慰めや励ましは、素直に受け取ろう。おだてられるのも、時には必要なのだ。(テサロニケ第一5:16 「いつも喜んでいなさい。 5:17 絶えず祈りなさい。 5:18 どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」)
●家族や友人を大切にしよう
 あなたを助けてくれるのは、あなたを心から愛してくれる家族や友人たちだ。喜んで彼らと力を合わせよう。希望とは、苦しみのないことを意味するのではなく、愛情に囲まれて生きることなのだ。
●人生に残されたものを大事にしよう。
 子供を亡くした夫婦が、悲しみのあまりお互いにしっくりいかなくなって別れるケースが多いように、大きな悲しみが人生のほかの部分まで台なしにしてしまうことがよくある。
 権力争いで負けた、あるトップマネジメントの例を挙げよう。役員の椅子を追われたことは、彼の人生の車輪のほんの一つの輪押さえが外れたにすぎないのに、彼の態度は否定的だった。ショックのあまり彼は、妻、家庭、健康、宗教というほかの大事な輪押さえまで足で蹴って外してしまった。私は遅ればせながら彼にアドバイスをした。「あなたは、かけがえのない輪押さえを捨ててしまったのです。幸い、残りの輪押さえで何とか修理屋まではもちこたえることができるでしょう。今は被害を最小にとどめることに専念してください。そして頑張って進んでください」と。
 ロバート・シューラー『いかにして自分の夢を実現するか』(三笠書房)より

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