2016年7月24日 望みの錨

 

 幸せな結婚とは何か。あまりに多くの人が、二人の幸福だけを求めて結婚する。しかし、二人の幸福以上に求めるべきものがある。それは、使命に生きることである。
 使命に生きるクリスチャンの結婚は、武士道に似ていると内村鑑三は言う。武士の家においては、結婚は第一に君主の為であった。第二が家のため、そして第三が当人の為である。まるで個人の権利を無視しているかのように聞こえるが、君主に仕えるという尊い使命のために、固い夫婦の絆がある。クリスチャンの結婚も、まず神の為にある。まず、「神の国と神の義を求める」ために結婚がある。神の正しい報い、祝福が人々に及ぶことを求める時、必要なものは「みな加えて与えられる」(マタイ6:33)と主イエスが約束された。
 シューラー牧師は、神学生の頃、ある教授から結婚についてこう助言された。"Start with your head and your heart will follow."「理知(理性と知恵)を優先させなさい。そうすれば感情はついてくるものです」と。そこでシューラー神学生は、良い牧師になるための助け手となる女性を示してくださいと祈り始めた。すると、 同じ信仰を持ち、伝道活動を喜んで助けてくれ、心、魂、外観も自分にとって魅力的な女性が、生涯の伴侶として与えられたのであった。
 神の国と義を求め、主にお仕えする使命に生きた時、真の愛が生まれ、結婚も幸福なものとなる。

                                            

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